COMMENT
「私にできることといえば 歌を歌うことくらい」
ふとこのフレーズが降りてきた時、boundaryのストーリーが始まった気がしました。
一人の世界に閉じこもっている時間が長くなった時に書いた曲です。
曲名でもあるboundary(境界線)は3年ほど前から強く意識していた言葉で、
その頃から曲を書くとその言葉に引っ張られて、導かれて後の言葉たちが綴られていきました。
「境界線」というよりは「境界線のない世界」を探していたような気がします。
隔たりのないその世界を、立ち止まっては、また歩み出して、時に踏み外して、生きていたい、と思うのです。
ミュージックビデオは写真家の沼田学さんにお願いしました。
日常または非日常な景色が、何気なかったり、美しかったり、可愛かったり、切なかったり、エモかったり…と6分ほどの映像に胸を掴まれる瞬間がたく詰まっています。
ぜひ、聴いて、観てください。