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『GAMUSYALIVE』ライブレポート

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『GAMUSYALIVE』ライブレポート



ご機嫌如何だろう久しぶりのユウキだ。


今回の記事は2022年3月1日duo MUSIC EXCHANGEにて開催された 夢カナYell presents「GAMUSYALIVE-SAVE THE LIVE-」にライターとして招待され見学に行ってきた。

沢山の若手アーティストのライブを肌で感じ、想いの丈をここで語らせてもらおう。
まずGAMUSYALIVEとは? 「ライブの火を消さない」をテーマに 夢カナYell projectが夢を追う若者達に向けた投票コンテストLIVEであり、
“夢カナYell”の新機能“投げYell”による新感覚ライヴ体感型の投票システムも取り入れ、
投票数1位のバンドには
“都内大型ビジョン3日間使用権“、
”Skream!掲載“
”テレビ特番”
等の特典もある、夢を追いかけるアーティストにとって大きなチャンスになるイベントとなった。

集結したバンドは6組。出演順に紹介させて頂こう。

【ORCALAND】

東京 下北沢 from 茶沢通り ロックバンド。
下北沢を中心に活動し、さまざまな大型フェスや、バンドとの共演を果たし、若手アーティストとして異例の速さで第一線にて活躍中。

・MUSIC VIDEO『フォトフレーム』




【ウマシカて】

東京のガールズ3ピースロックバンド。
強く逞しいバンドを掲げ、これからのニューカマーとしてライブハウスにて活動中。

・MUSIC VIDEO『ずっと』




【oldflame】

群馬県発スリーピースロックバンド。
「想いを言葉に、感情を歌にー。」をコンセプトに、リスナーと共に歩んでいく音楽が心に響く。
2016年に現体制となってから音源を3枚リリースし、関東近郊を中心に精力的に活動中。

・MUSIC VIDEO『ヒーロー』



【ofulover】

2016年9月結成。 神戸を中心に活動するロックバンド。
Vo/Gt中本の力強く耳に残る歌声、 その若さとは裏腹に放たれる洗練された歌詞とステージングは、
他のバントとは一線を画す。
無所属ながら、企画したイベントは度々ソールドアウト。今話題の若手バンドである。

・MUSIC VIDEO「自惚れ」



【AYUKA】

静岡県出身。
大好きな植田真梨恵さんの弾き語り解説グッズがきっかけでアコースティックギターを購入。
2018年からライブ配信アプリでの生配信と独学でギターを学び、2020年3月にライブ配信の楽曲提供イベントで入賞の経験がある。
配信アプリ「BIGO」にて人気急上昇のシンガーソングライター。当日出演の場合はバンド形態にて出演。

・MUSIC VIDEO『コーディネート』




【フィルフリーク】

東京を中心に活動する男女混声ロックバンド。
『あなたの日常を少しドラマチックに。』をコンセプトに男女ツインボーカルが映えるポップな楽曲たちを、
人の感性に触れるバンドサウンドで支え、自分たちの等身大を表現する。
オーディション「ROAD TO EX 2019」優勝。

・代表MUSIC VIDEO『ホワイトストロベリー』



以上が、大きなチャンスを掴む為の切符を持ったバンド達だ。
それらの情報を持ち私はライブハウスに出向いた。


まずはオープニングから夢カナYell 事務局長、
そしてガムシャラ応援団であり、夢カナYellアンバサダーである

団長 ARATA DANCE SCHOOL
副団長 まなこ

と言う錚々たるメンバーが壇上に立ち、想いの丈を綴った。

「ライブの火を消すな」その言葉を胸にアーティストのパフォーマンスを心より楽しみにしているという事務局長からの言葉を皮切りにイベントがスタートされた。


様々なアーティストを見てきたこの目、耳で私が感じ取った印象をそのままお伝えしよう。

・【ORCALAND】

王道ギターロックでありながらも各メンバーのテクニックがえげつないと感じたバンドだ。
見ていて内側から滾る物があり、
Vo.が曲中に伝えたい事もシンプルでありながら、
完成されたバンドサウンドに乗せた言葉は、見ていた皆を引き込んだのではないだろうか?
沢山の可能性を秘めた熱いアーティストなのだと私は感じた。
ド直球ながらもカッコいいシンプルにそう思えるアーティストだった。




・【ウマシカて】

ガールズロックバンドと聞いた私は正直ナメていた。
歌う曲は切ない曲が多いと感じながらも、そのアーティストのドラマが頭に浮かんでくるのだ。
何より1番印象的だったのがメインボーカルギターの目だ。
先を見据えたその目を見て私はこの先もこのアーティストはどう変わっていくのだろう?
と、これからを期待させられるアーティストだった。





・【oldflame】

こちらも3ピースロックバンドであったがウマシカてとは打って変わって爽やかでありながらとても心地の良い曲が印象的だ。
メンバーそれぞれ癖の強いアーティストだと思った私だが、奏でる音楽はとても綺麗で、気づけば自然と身体がノッてしまっていた。
爽やかな曲を普段あまり聞いて来なかった私だが、ずっとこの心地よさを感じていたいと思った。
なによりこのGAMUSYALIVEの中で1番楽しんでいたアーティストだったのではないだろうか?



・【ofulover】

このGAMUSYALIVE唯一の暑苦しいロックを感じたアーティストは恐らくこのアーティストだけだろう。
ギターボーカルの歌い方はぶっきらぼうながらも心地よい歌声が特徴的で、
私からすればアーティストの世界観がわかりやすくも、
唯一無二なギターロックバンドだと感じているうちにあっという間にライブが終わってしまったのがとても惜しい。
是非とも神戸までライブを見に行っても後悔はないアーティストだとおもった。



・【AYUKA】

2組目の女性ボーカルアーティストであり、今回はバンド形態での出演と聞いた私だがライブを見て驚いた。
曲の振り幅が広く、1曲毎に変わっていくステージ上の雰囲気は自然と私の身体と耳を持っていった。
ボーカルのMCではお茶目な一面も垣間見えたが、
曲に入ると人が変わったように入り込むこのアーティストを見て音楽に対する真っ直ぐな“好き“と言う気持ちを存分に感じ取った。



・【フィルフリーク】

男女ツインボーカルを生で始めて見た私だが、歌の歌詞を聞けば聞く程甘酸っぱく、心の奥から暖かく込み上げてくる幸福感を感じ取った。
1曲目から感情を剥き出しに演奏する場面がちらほらと垣間見えたが、
伝えたい事が明確に伝わってくるような、
1本の映画を見ているようなドラマティックで最後を飾るに相応しいアーティストだと感じた。
とても純粋で汚れのない言葉に心打たれ、とても考えさせられるライブなのにそれでも幸福感は止まらないアーティストは初めてだ。



以上が出演するアーティストをその場で見てきた私の率直な感想だ。
「もっと見たい!」と思えるアーティストばかりで物足りなさもあるが、
それでも気持ちがパンパンになるまで見られたイベントであった。
出演アーティストのパフォーマンスが終わり、
最後に表彰会へ移るのかと思いきや 、ムシャラ応援団長のARATA DANCE SCHOOL そして副団長まなこのダンスパフォーマンスが始まった。

このパフォーマンスで流れた楽曲は被災地陸前高田市への応援歌として送ったガムシャラと言う楽曲に振り付けをしたと言う。

披露されたダンスは一部だったが プロのダンスを見る機会は滅多にない私だが、
そのダンスの生い立ちを聞いてから見るダンスはとても力強く“頑張れ“と言う気持ちがどことなく伝わってくるパフォーマンスだった。
そして投げYell投票の表彰式へと進んだ。
投票結果は以下の通り
・ORCALAND 21,107 pt
・ウマシカて  22,268pt
・oldflame 24,057pt
・ofulover 30,798pt
・フィルフリーク 66,742pt
・AYUKA 100,895pt



堂々の1位はAYUKAとなった。
彼女には“
都内大型ビジョン3日間使用権“、
”Skream!掲載“
”テレビ特番”
特典が受け渡された。

これを機に、受け取ったチャンスを是非とも物にして沢山の人に聞いて欲しい。

他のアーティストもとてもカッコ良く、あきらめず前に進んで貰いたいと言う気持ちだ。 「
バンドの火を消すな」この言葉はアーティストで生きている人達へ送られた言葉だ。
私もアーティスト経験があるからこそ、この言葉の真意がとてもわかる。
だからこそ、私も心からその想いをこの状況下で悩むアーティストの諸君へ伝えたい。

ほんの些細な一歩さえあれば、バンドの火は灯る。
下ばかりを見ずに前を向けば、世界は無限に広がる。

と。

ありきたりな臭い言葉を吐いた私だが、本当に感じている。
世のアーティストも、それを見守るファン達にも伝わってほしい。
今回のライブは無観客での開催ではあったが、投げYellという応援機能もアーティストと一緒にライブを楽しむことができて一体感が生まれたように思う。
若手アーティストが大きなチャンスを掴むイベントや、きっかけがあるのはとても嬉しい。
今後もこのようなチャンスがあることを期待している。




夢カナYellプロジェクト Supported by auじぶん銀行
<執筆/夢カナYellライター_ユウキ>
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